今回、自転車(シティサイクル 外装6段変速機付き)の後輪を自分でタイヤ交換しました。以前にも何度か前輪、後輪のタイヤ交換をしているのですが、期間があくと外し方を忘れてハードルが高くなってしまうので、手順とコツをメモしておきます。
ネジが外れないとか、しまらないとか予想外のことが大変なだけで、そうゆうことを除けば、実は簡単で楽しめたりするので個人的な備忘録として残しておきます。間違ったやり方をしていたり、自転車によって多少の違いはあると思いますが、もしご参考になることがあればうれしいです。
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自分でやってみた♪自転車の後輪 タイヤ交換方法
状況
自転車は27インチ 変速機 ギア付き自転車で、交換前の状況としては、タイヤの中の赤いゴムが見えてきて、かなりすり減っています(苦笑)。
あとで実感しましたが地面との接地面積が多くて、とてもペダルが重かったです。
タイヤ交換前の準備
工具
タイヤ交換に使う工具は
・モンキーレンチ
・ドライバー
・軍手など。
モンキーレンチはナットを痛めないようコツが必要なので、安心なメガネレンチなどがおすすめです。手を痛めない為にも手袋は必須です。
写真右にあるタイヤレバーはあると便利です。チューブやリムを痛めにくいプラスチック製はおすすめ。
タイヤとチューブ
実は、この交換前の装着しているタイヤとチューブには、何度もタイヤ内の擦れによるパンクで泣かされてきたので、今回の2品は「丈夫さ」を重視して、かなり時間をかけて探して選びました。
タイヤはリーズナブルなのにしっかりしたつくりの「ブリヂストン CT-LR27 ロングレッド クロ WO 27×1-3/8 ワイヤービード」。このタイヤのスムーズな走行と快適さはおすすめです。
チューブは肉厚タイプ。厚さ約1.2mm。「サギサカ 肉厚チューブ1.2mm27X13/8BK14622 | 自転車 自転車用パーツ タイヤ・チューブ」です。
このタイヤとチューブの組み合わせで、前輪は2~3ヶ月前に装着しているのですが、実際に問題なく使えているので安心の仕様です。
追記:このタイヤ交換から4年が経ちますが、一度もパンク等のトラブルは無いです。大正解の組み合わせです♪
セッティング
スムーズに進められるように軽くセッティングをしておきます。
あとで外しやすいように、ギヤを6速にしておきます。
作業しやすいように自転車をさかかまにしておきます。地面に発泡スチロールを弾いてキズや汚れ防止をします。
戻すときに、組まれている順番がわからなくならないように写真に撮っておきます。念のため、両側の写真を撮っておきます。
後輪の外し方
では、楽しく作業開始♪
後輪を外す為に、まずブレーキワイヤーを外します。1と2のネジを外し、3のネジをゆるめます。
ブレーキワイヤー類を外したら、ネジをなくさないように戻しておきます。
次に
・ボルトカバーを外します。指ですんなり取れない場合は工具を使ったほうが早いです。キズがつかないように軽い力加減から徐々にという感じで。
・ナットをモンキーレンチを使って外します。こちらも力加減は慎重に。
・軸に通してあるスタンドなどの各部品を外します。
・後輪を外します。このとき6速のギヤにかかっているチェーンを手でひっぱりながら外し、後輪を外します。
後輪が外れました。
チェーンは後輪を外す際にフレームにかけておきます。
タイヤとチューブを交換
古いタイヤとチューブを新しいものに交換します。
外すのはわりとラクかなと思います。タイヤレバーをひとつ差し込んで、もうひとつのタイヤレバーでタイヤを外していきます。タイヤとチューブを取り外した後、リムをチェックして汚れなどをとっておきます。
こんなことになっていたら…
ゴムを交換します。「サギサカ SAGISAKA 66191 自転車 ラバーリムフラップ リムバンド リムテープ」です。錆びていたらサビも処理しておきます。
汚れなどをふき取ってから、新しいタイヤをはめて、チューブをタイヤの中に入れていきます。
タイヤとチューブを外すときよりもはめるときにコツが必要。空気を入れるバルブ付近は硬いのでそこからはじめ、タイヤとチューブをつまんでしっかり収めながら。
地面にタイヤを抑えつけつつ、タイヤの上部分を収めていくのですが、あと少しで仕上がるというところがパンパンでなかなか難しくいつも時間がかかります。(自分流なので間違っているかも。とは言いつつも少しづつ短時間で早くはなっています。)
タイヤに空気を入れて、不自然なふくらみなどがないかチェックしておきます。
タイヤの戻し方
新しいタイヤがセットできたら、フレームに戻してチェーンもギアにかけます。
この時にタイヤが進行方向に真っすぐになっているかチェックします。
タイヤをフレームに戻す際、写真の指で抑えている箇所がだいたいこの辺りにあるとベスト。フレームの下(地面側)にあると車輪を外さないとこの位置に持ってこれなくなります。
次にスタンドやカバーなどを順番通りに軸に戻してナットをしめます。ブレーキワイヤー類をもとに戻してネジをしめます。特に1のネジは走行中にブレーキが効かくならないようにしっかりとしめて完成!
以下のポイントをチェックしておきます。
・後輪は真っすぐで斜めになっていないか
・チューブはボコボコいわず、ムラなく収まっているか
・ブレーキは効くかなど、軽く乗ってのチェックを忘れずに。
ということで以上がリアタイヤの交換方法になります。
ひとこと
作業が終わってしまうと「簡単」と思えるのですが、いつもはじめる前はなかなか気が進まないです(前輪はまだ気がラク)。今回もタイヤとチューブを入手してから一か月くらい手がつけられませんでした。
でも、がんばった甲斐あって「別の自転車か?」と思うくらいペダルが軽くなりました。ペダルをこいでいないときの伸びも明らか。快適すぎて自転車乗りながらニヤニヤしていますwww。おそらくブリヂストンさんのタイヤはしっかりしていて、タイヤの沈み込みも少なく、地面との接地面が少ないことが関係しているのではないかと推測しています。
おぼそかながら自分でメンテナンスできれば、思っていた以上に自転車に対する愛着が増すし、今後も何かあれば対処できるという安心感もできるので、今後もできそうな範囲でチャレンジしたいと思っています。もしご参考になることがあればうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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